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私がインフォテックを選んだ理由

本稿では当社に中途入社した社員がなぜインフォテックを選んだかを聞いた結果を記事にしています。入る前にしていたこと、今、していること、入ってから気づいたことなども答えてくれています。

今、転職を考えているかたの参考になればと思い、掲載します。

元の当社サイト記事

A君の場合

キーボードにかかる手01

入社前にしていたこと

大学では情報工学を専攻し、SES業務を行う会社に就職しました。上流工程を行うグループ会社がシステムの設計を行い、その実装に必要な人員を集めてシステム開発を行っていました。

ただ後述する理由で半年しか在籍していなかったため、新人研修と受託開発の一部工程しか担当していません(おかげでこの際に応用情報技術者の資格を取得することができました)。

転職した理由

会社が業務拡大を見越して積極採用を行っていた時に折り悪く発生したリーマンショックの影響で、新卒入社から半年で人員整理されてしまいました。引き続き開発に関わる仕事がしたかったので、同業種に就職することにしました。

インフォテックを選んだ理由

IT業界のイメージとして、経験の浅いうちはプログラミング等の下流工程を担当し、経験を積むに従って上流の設計やプロジェクトのマネジメントを行うようになると認識していました(実際にはこれはSEのキャリアパスであり、業界の一部の話でしかありませんでした)。ただ私自身は設計より実装側をやりたいと思っており、以前の会社を選択したのもそのような理由でした。

インフォテックを選んだ理由も同じく、長く実装に関われると考えたためです。入社後に社内から見た仕事内容を考えても間違っていなかったように思います。またシステム開発は上流と下流がはっきり分かれているものだと思っていたため、そこをすべて一人で担当するという業務内容に興味を持ったことも理由でした。

予想と違ったこと

システム全体を一人で担当すると聞いていたので小規模なシステムを予想していましたが、顧客の会社の規模が大きく、また社内の全社員が使うようなクリティカルなシステムが多いことに驚きました。

どんな仕事をしてきて今何をしているか

入社当時から新人研修を兼ねてPDFlibというライブラリ製品のサポートや、ウェブサイトの管理等の関連業務を行っていました。幸いPDFlibの販売が順調に伸びていったこともあり、現在のメインの業務の一つになっています。

受託開発ではウェブブラウザを使用した社内向けのクライアントサーバーシステムを担当することが多いです。

その他、社内システムの管理を行っています。社内システムのメンテナンス、社内の開発サーバーの維持、テレワークのためのVPNの構築等を行いました。

スキルはどのようにして身につけたか、今後のスキルアップは?

入社後しばらくは、受託開発に必要なC、C++を座学で、およびプログラムの設計等を既存のコード資産から学習しました。その後は先輩社員の受託開発に参加する形で一連の流れを学習し、徐々に担当分野を増やす形で必要な知識を習得しました。

PDFlib製品のサポート業務では様々な環境で使用する顧客から問い合わせがあるため、最初に各種プログラミング言語(主にJava, PHP, Python, .NET)で最低限のコードが実行できるように学習しました。その後はサポート業務を通じてPDFlib各製品の知識を習得し、現在は必要に応じてPDF規格の調査、確認も行っています。

社内システムの管理では、業務に影響の出ない範囲で、トライアル&エラーで少しずつ学習していきました。

今後したいこと

セキュリティの重要性が年々高まっているため、受託開発のセキュリティを担保できるように、アドバイザー的な立ち位置になれると良いと思っています。

私が入社した頃の社内システムはオンプレミスで構築されることが多く、ネットワークで切り離されていたためあまり社外からの攻撃を意識することはありませんでした。しかしクラウドサービスの成長とともに社内システムの構成も変化しており、今後はクラウド上にシステムを構築することも多くなっていくと思います。

オンプレミスと比べると、設定ミスや設計上の問題による攻撃が成立しやすくなっていると思うので、セキュリティに精通している社員がいると、顧客に提供できる価値をより高められるのではないかと思います。

Bさんの場合

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入社前にしていたこと

大学で生態学を学んだ後保険関係の企業に就職しました。新人研修後、情報システム開発部署に配属されました。

転職した理由

前職では基幹システムがデータベース用開発ツール(ローコード開発ツール)で作られており、その開発を担当していました。今までやったことのない分野でしたが、システム開発がとても面白いと感じ、専念したいと思いました。

しかし、基幹システムの開発のほかに、予算管理、ヘルプデスク、他のプロジェクトなどの兼務でシステム開発に注力できず、仕事量も過多と感じていました。一番興味のあるシステム開発をもっと勉強したいという思いに、人間関係の煩わしさも加わり、転職を決めました。

システム開発に専念するのであれば、特定の開発ツール という限られたものではなく、本格的にプログラミングを習得したいと感じ、転職先は「ソフトウェア開発」をメインに探していました。

インフォテックを選んだ理由

プライベート(府中周辺が拠点)と仕事を両立したかったので、府中周辺の職場を探していました。また、大きな企業にありがちな手続きの多さや硬直した制度に抵抗もあり、また濃密すぎる人間関係を避けたい気持ちがありました。

実際の面接では、”技術”をとても大事にしているのを感じました。会社と自身のレベル差に苦労するとは思いましたが、必死についていけばスキルの習得は必ずできると確信し、インフォテックを選びました。

正直、面接時に「ここだ」と直感したのが一番大きいです。

予想と違ったこと

前職が規模の大きい企業だったせいか、システムやWebサイトのちょっとしたリリースについても、色んな部署の上職の許可(印鑑)が必要でした。

インフォテックでは、上司の了解をもらえば、すぐに仕事を進めることができ、他に必要な手続きが全くなかったので最初はかなり戸惑いました。

どんな仕事をしてきて今何をしているか

主に受託開発を担当しています。

開発については、最初はドキュメント作成、次はテスト、次は一部のコーディング、ある程度開発ができるようになってからは、顧客との打合せと、段階を踏んで、担当できる範囲を広げてきました。

現在は、規模は小さいですが、顧客のヒアリングから設計、開発、テスト、設置まで1人で対応できるようになりました。担当プロジェクトでは自社製のC++ライブラリーを使っているので、開発言語はC++となります。

スキルはどのようにして身につけたか、今後のスキルアップは?

前職でのツールによる開発の経験以外は、ITの一般的な知識はあまりなかったので、基本的なことから勉強しました。言語やネットワークなど必要な基本知識についてはEラーニングを自由に受けることができたのでこれを活用しました。

プログラミングについては、自社製のC++ライブラリーを使ったプロジェクトを担当することから、先輩技術者の指導を受けました。ストラウストラップの参考書を参照しながら各種の課題をこなしていくのですが最初は何が何だかわからず苦労しました。他の学習もしながらですが、結局、約10ヶ月にわたり指導を受けました。

この他、PHPについては個別指導のあるオンライン講習を、Webアプリケーション開発全般については電通大の主催する社会人向け講習WEBSYSを受講させてもらいました。

今はなんとか自力で開発ができるようになりましたが、今後も、引き続きWeb アプリケーションとiOS アプリの開発スキルを伸ばしていきたいです。

今後したいこと

技術者として総合的なスキルアップを目指したい。アプリのデザインやUIに関心があるので、特にデザインを重視したアプリケーションを作成したいと考えています。

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