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Pythonが年間プログラム言語賞を連続して受賞

PythonがTIOBEから年間プログラム言語賞を受賞しました。

TIOBEはGoogleなど主要な検索エンジンによるプログラミング言語の検索結果からプログラム言語の人気を評価するTIOEBインデックスを毎月発表しています。年間プログラム賞はTIOBEインデックスが1年間に最も増えたプログラム言語に与えられるもので、昨年に続いて連続の受賞となります。

また全体の順位としても、PythonはC、Javaを抜いてC、Java以外で初めて1位となった言語になっています。昨年は当初C#が伸び率で上回っていたのが、最後にPythonが逆転したということです。

下図にTIOBEインデックスの順位を示します。皆さんはどんな言語を支持されるでしょうか?

TIOBE社の発表「TIOBE Index for January 2022」はこちらから

昨年10月にPythonfが同インデックスで首位になったときの記事「『Python』が初の首位に、プログラミング言語の人気ランキング「TIOBEインデックス」(会員記事) はこちらから

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わからない技術は使わない

「プログラムはなぜ動くか」などITの啓蒙書を書いている矢沢久雄氏の言葉です。10年後も役立つ技術をテーマに日経クロステックのインタビューでの発言です。

ITの基本は実はあまりかわっておらず、新しい技術にもソフトやハードの基本的な知識があれば対応できるというのが矢沢氏の考え方で、これは全くその通りです。

自動車がエンジン(今はモーター?)があって4つのタイヤでハンドルを使って操縦するという基本構造が変わっていないように、コンピュータもCPU、主記憶、補助記憶があり、メモリーにプログラムをロードしてタスクを実行するノイマン型と呼ばれる構造は変わっていません。

同様にプログラミングもその基本的な考え方はあまり変わっていません。当社のエンジニアは必要となればまったく経験のない言語でも自分で調べて業務レベルのアプリを開発しています。聞くと言語はあまり関係ないという答えが返ってきます。

あまり考えなくてもなんとなくプログラムが書けてしまう位に開発環境は進歩していますが、その時々に使っている技術の本質を考えるようにしたほうがきっと将来につながるでしょう。

矢沢氏は同インタビューでIT人材が欲しいなら、プログラミング教育の前にまずIT技術者の地位を向上しろと指摘しています。これも全く同感ですね。

本項は Facebook インフォテック公式ページ に2021年6月23日に掲載した記事を再掲しています。
(2022年3月16日 訂正)

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Android開発に新言語採用

グーグルがAndoroid開発にRustを採用すると4月に発表しました。

採用の理由にはOSのカーネル開発に使われているC/C++にはメモリー管理のバグが不可避で、Rustは言語仕様上、メモリー安全が確保されていることがあげられています。さらにその背景には各国政府情報機関も含む組織による基本ソフト脆弱性の攻撃の激化が指摘されています。

グーグルはLinuxカーネルへのRust採用にも前向きのようですが、開発者であるライナスはいまのところ慎重のようです。

基本ソフトのカーネルに新しい言語が採用されるのは画期的なことでその結果がどうなるかたいへん興味深いですね。余裕のあるかたはRustをいまから勉強するのもいいかも。

本項は Facebook インフォテック公式ページ に2021年5月19日に掲載した記事を再掲しています。

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